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撃鉄×住所不定無職 presents トーキョーニュースレイブ その4
 Limited Express (has gone?)と住所不定無職もよかったですよねー。特に住所不定無職。

 住所不定無職おもしろいんですよ。こんなの好きそうですよねって言われればもちろん好きですよなにを今さら言ってるんですか。

 技術的に新しくなっても内容は変わらないこともあれば新しくなったからできるようになったこともあるし、そしたら技術的な制限があると内容だけがおかしな方向にいくこともあるはずで、どっちが先かではないけども。ただ技術的に新しいことをやりましたって言ってもけっきょく内容が同じだったらあまりおもしろみを感じない。だからやっぱりオリジナリティとか独創性とかは求める先を間違えると単にやってみましたとかできますよで終わるよなと。

 住所不定無職を聴いてると60年代70年代洋楽ロックが基本的なところにあって、住所不定無職は新しい道具は作ってないし使ってない気がするんですよ。あの時代のあの雰囲気があの人たちにばっちりはまったっていうだけのことで。だから今のあの人たちの音楽になってる気がする。それはリアルに近い。そうすると例えばキノコホテルはあの時代ってこんな感じだよねっていうイメージの中の60年代70年代を再現してるような気がしてて、それはフィクション。

 この2つのバンドって40年も50年も前に流行った音楽をただやってますとか取り入れましたになってないところがすごくいいですね。キノコホテルの実演会には行ってみたいけどきっかけがない。

 そういえば住所不定無職好きそうですよねって思われるのはいいのかもしれないけどこれが例えばラブプラスやってそうですよねって思われたらそのとき人はどうするか。熱海へと向かうのか。

 例えばこの夏に熱海に行った人がいたとして、ラブプラスですねって思われる危険性がそこにはあるわけですよ。そこでいやラブプラスじゃなくて、とかそんなにしつこくラブプラスではないって言わなくてもそういう人にはそうじゃないことはわかってるんで大丈夫ですよって言ってあげたいけど眺めてるぶんにはおもしろいからほっておく。

 けっきょくライブの話なんてほとんどしなかったしキレが悪すぎるしオチもないからぐだぐだで終わるしかないんでもう終わり。でもほんとにラブプラスが提示した哲学的な問いのすごさはもっと騒がれてもいいと思ってて、やってるやつきもいで終わらせるんじゃなくて彼女たちの本質はなんなのかを考えれば熱海の町をサルトルやハイデッガーが歩いてるように見えるじゃないですか。

 でもやっぱり見えないけど、無理だけど、本格的になにを話題にしたら音楽の話とかライブの話になるかわからなくなってきたんでちょっとロッキンオンとか読んでくるわ。

埋火 comments(0) trackbacks(0)
撃鉄×住所不定無職 presents トーキョーニュースレイブ その3
 ついにライブの話すらしなくなったけど40日も前のことなんてだいたい忘れてるし原形をとどめているはずもなく、どうでもいい話しかできないんで、だったら行ってきましたってそれで終わればいいじゃないかってほんとそれで終わったらいいですよね。それになにがいいのかさっぱりわからないんだけどたまにいいぞもっとやれって声が聞こえるから心配されなくても終わるときには終わるしやめるときにはやめますよ。だいたいそんなもんだ。

 埋火は新曲を含めてたしか7曲を演奏。と、おもった、サマーサウンズ、わたしのふね、新曲、森閑、秘密、だから私と。わたしのふねのあとに見汐さんのギターの弦が切れてしまったので時間の都合で1曲できなかったのが残念。ついでにベース弦切れろって呪いをかけておいたので近いうちに切れると思うんですよ。なので埋火を見に行く人は次から替えのベース弦持って行ってください。ミディアムスケール用がいいみたいです。

 この1年くらい埋火をずっと見てて、1年だけだけど、今まで見てきた中でいちばんいいバンドってどれですかって聞かれたら埋火ですって実際には言わないと思います。そういうのはこっそり隠しておいたほうがよい。ほとんど音楽を聴かないので好きなバンドなんて数えるほどしかいない。好きかどうかよりもそんなにたくさん必要ではないし、両の手に持てるだけでいっぱいなので新しく持っていくのならなにかを置いていくしかない。あれもこれも好きで手を広げるほどたくさんの好きは持っていない。そしたらなにを残すかってなったときに埋火は必ず残しておく。

 でも気まぐれだし忘れっぽいんで次はまったく違うこと言ってる可能性もあるけども。だいたいにおいて成長していくとか変化していくのを見るのがおもしろいんであって、しばらく見ないうちに大きくなってるといいですね。

 なんでこんなことを言っているかというと、巡り合わせみたいなのがあるとしたら、巡り合わせが悪くて埋火を見れない時期に突入したからで、ここで例え話をすると、ここがもしプラハだったとしたら、東京までたしか9000kmくらいある。いくらなんでも遠いだろうと。グリコを何粒食べればいいのかわからない。

 例え話ではあったけどプラハとかいいですね。その土地に対する過剰な憧れを持たれていないしそもそも必要なさそうな感じが。


つづく

埋火 comments(0) trackbacks(0)
撃鉄×住所不定無職 presents トーキョーニュースレイブ その2
関係のない話をして気が済んだのでライブの話をすると、なにを話題にしたら音楽の話をしてることになるのかわからないしそしたら音楽の話なんてそもそもする気がないのでライブの話でもしてみようかなと。

 この日の出演は埋火、撃鉄、Limited express (has gone?)、住所不定無職。サブステージであまみのユキへぃだったけどもこの人が持っているのは奄美のノリでどうも肌に合わないのであまり見ていない。

 埋火を見たくて行ったのだけど、その他の3バンドもすごくよくて、特に住所不定無職、だいたい4バンドくらい集まると中には好きじゃないっていうバンドが混じったりするけどもこの組み合わせはすごく良かったなーと思います。

 思うけどしかし撃鉄あの子らステージング見ててあほだと思うんですよ、ボーカルなぜそこで脱ぐとか。なんでそんなことすんの?ってなるからだから最後がぐだぐだで収拾つかなくなる。でも撃鉄の場合はそこが良かったりするんで、わけがわからないって言ったときにそこがおもしろいとなるかだからつまらないとなるかで理由としては同じなんだけど人によって結論が違うっていうことはあるので理解できるかどうかはおもしろいかどうかには必ずしも必要ではないという話。

 それから、今年の出れんのサマソニ眺めてたら撃鉄もエントリーしてて、正直なところ順位がそれほど高くない。ついでにぱらぱらと今のところの上位のバンドを見ていく正直なところなにがいいのかがさっぱりわからない。そのバンドの向き不向きでいうとサマソニ向きのバンドなのかもしれませんが。70位以降に栗コーダーカルテットとか100位以降になって撃鉄とかもっと低い順位に見たことあるバンドがいてこちらの感覚と投票結果が一致しない。

 去年は神聖かまってちゃんがこの枠で出て、なんでこのバンドがって思ったけども、今にして思えば神聖かまってちゃんのインパクトって他のバンドに比べたらものすごく強くて、それは例えば外見にしろパフォーマンスにしろ曲のオリジナリティであっても、絶対評価であればそれほどいいとも思わないけれど、他の数多くのバンドと比べたときに飛び抜けてますもんね。そしたら選ばれるのも当然だわと1年経ってやっと納得したところ。

 それよりも出てほしいバンドがいないというか、フェスとか野外とか大規模なライブとか基本的に好きじゃないんで、好きなバンドであってもサマソニに出てほしいかと言われるとどうでもいい。フェスに出たからってそれはありがたがるもんでもなんでもないだろと思うけど出れるってなったら思い出作りと称して来年あたりいいかもしれないですね。やらないけどね。


つづく

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撃鉄×住所不定無職 presents トーキョーニュースレイブ その1
 そういえば5月の30日には埋火を下北沢THREEで見たんでした。秘密にしてたけど。

 6月に入ってから意外と忙しくて、どのくらい忙しかったかというとドライカレーと麻婆豆腐を作ろうと思って買っておいた安売りの豚ひき肉が冷蔵庫の中で腐ってたくらいには忙しかったんですよ。

 なにやってたかっていうと、ラブプラスが実は非常に哲学的な問いを含んでいることに気づいてしまった。過去に同様の問いが富江と綾波レイ、そして初音ミクによって投げ掛けられていたとしても、彼女たちとラブプラスの彼女たちの本質は違うのではないかと。今まさに熱海で普遍論争が始まってしまうのかと。開戦前夜に彼女が彼女である不思議に思いを馳せれば夜も眠れない。

 それに今期のNHKの朝ドラは我らが精神的支柱にして偉大なる魂の指導者である水木しげる大先生の奥方の物語、ゲゲゲの女房なので朝に見て昼の再放送を見て夜にBSの再放送を見て土曜日のまとめ放送を見るという生活をしようと思ったらうちテレビないからできなくて、だからNHKオンデマンドの見逃し番組で見ることにしようと思ってたら驚いたことに見逃し番組を見逃すのね。

 これでは親愛なる水木しげる大先生に対する愛が足りてないんじゃないかと思って、試練なんです。試されている。このままではばちが当たるので五体投地で聖地境港に行かなければならない。水木しげる記念館という名のカテドラルに参拝しなければならない。東京からの経路を調べてみると時間的にも金銭的にも、そして精神的なハードルがあまりにも高すぎるという点においても巡礼と呼ぶにふさわしい。

 そう、愛してるの程度を行動によって示すことができるのならカロリーベースで計算することもできるはず。金額ベースで計算するから間違えるのではないか。目指せ愛のカロリーオフ。まさに「愛は低カロリー、恋は微炭酸」。そして愛が献身でありお金に換算できるというのならそのレートは非常に高いと言わざるを得ない。AKB48への愛を示すための単位はほんとに日本円でいいのか?容疑者Xは毎日のお弁当代にしかお金を使わなかった。

 だからラブプラスをやってて忙しかったのではない!

 そして真に驚くべきはタイトルでライブ日記であることを示しておいてさらに埋火と百蚊を見てきましたと言っておきながらそのライブのことはひとつも書いてないところですよねほんとすみません。

 次こそは。


つづく

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歌声のえじき その5
***

 最後はowllights。見るのも聴くのも初めて。全体的に微妙にへんてこな雰囲気が漂っていて悪くないと思います。特にギターの人のフレーズちょっと変な感じですよね、いい意味で。アンコールも含めて10曲くらいを演奏。待たせるのは嫌いなので、という理由で休憩もなくさっくりとアンコールまで終了。そういえば待たせるのは気にしないが待たされるのは嫌いなんだよ。

 owllightsはいいと思うのですが、ただこのあたりのバンド、どのあたりかしらないけど、は聴いててすごくいい、という積極的な感想がもてなくて、悪くない、という消極的な感想になってしまう。リンダリンダリンダの中でペ・ドゥナが松山ケンイチだったかな、に言った「嫌いじゃないけど好きじゃない」というような感覚。好きじゃないとまでは言わないけど。それに本人たちもシャムキャッツはライバルですと言っていたけども、owllightsはシャムキャッツとすごく似てると思います。ちょっと違うのは、正面向いてるのがowllights、斜に構えてるのがシャムキャッツという印象。

 なんでかっていうと、たぶんなにをやってるのかわからないからなんですよ。いいか悪いかの判断の前になにをやっているのかがわからない。

 これってジャンプマガジンサンデーを読んだときの感覚ですよね。1コマを1枚の絵としたらその中になにが描いてあるかはわかっても、登場人物がどう動いてなにをやっているのかがわからない。コマとコマの間の時間経過とか場所や視点の変化とかそういう関係性が見えないとつながらなくてわからないってことになっちゃう。

 それに少年マンガって呼ばれるジャンルって登場人物の行動原理がさっぱりわからないじゃないですか。なぜそこでそうするのか理解しがたいところがある。多くのハリウッド映画もそうだけどなんでそこでそう動くのかが疑問すぎる。インド映画でなぜそこで歌い出したり踊り出したりするのかを疑問に思うのと同じレベルでわかりにくい。たぶんその人の中では脈絡もあるし一貫性もあるし判断する基準もあるんだろうけど、こちらからは見えないというか相容れないというか。

 ただ突き抜けた理解できなさって大好きで、だから本谷有希子とかめちゃめちゃ好きなんですよ。エキセントリックっていいですよね。意味わかんないっていうね。ほんたにちゃんとか他人事ではないと思って。さすがにあそこまでひどくないけど。当時は意識していなかったとしても客観的な視点をもってなにを考えていたかを振り返るとうぎゃあとかうひいとか言いながら転げ回るしかなくなるんで気をつけたほうがいいですよね。

 関係のない話しかしてないことにびっくり。

***

 久しぶりの秋葉原なのでうろうろしていこうと思ってうろうろしてみたけど秋葉原ってすごい夜が早いんですね。まだ22:00すぎくらいなのに店は閉まってて通りは暗いし人も少ない。らき☆すたの7巻が出て半年以上すぎてしまったので買っていこうと思ったのに。そういえばアキバ系と呼ばれる人たちって日没後は出歩かないイメージがありますよね。それに男の子2人連れか3人連れが多くて、1人は少ないし、絶対に4人にはならない気がするんですよ。これって深爪が好きな人はホチキスをぎりぎり端っこで止めるのと同じくらい確からしいと思うんですよ。調べれば絶対にそうなるからやってみてください!

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歌声のえじき その4
***

今年の2月以来に久しぶりの埋火。
たしか9曲を演奏。


1.溺れる魚
2.と、おもった
3.サマーサウンズ
4.わたしのふね
5.すべては風景において
6.新曲(しずかな)
7.新曲(にぎやかな)
8.森閑
9.だからわたしと


 なんも言うことないじゃないですか。今日は良かったとか悪かったとか、調子の波、みたいなもんはあってもその振れ幅までひっくるめての全肯定。埋火に対してはそのくらいしてもいいと思います。びっくりするほどいいバンドですよね。ですよね、とか言ってその部分での共有や共感は求めちゃいないのだが。

 今年は新しいアルバムのレコーディングに入る予定とか。ライブで演奏している新曲も入るかも。楽しみですね。だからと言って早く出してほしいとか発売が待ち遠しいとかないんですけどね。そういうとにかく早く、みたいな感情がないのでね。時間をかけて作ればいいとか納得できるまで出すなとかそういうことではまったくなくて、いろいろなタイミングが偶然の気まぐれによって一致するかしないかの話でたぶんそのタイミングで出せればいいんじゃないんですかねというところ。

 そういえば今回は秋葉原CLUBGOODMANの14周年記念ということで、14年前はなにをしてたかという話が出たけども、14年前なんて覚えてるわけがない。なにをしたどこにいたは自分のことだから少しは思い出せるとしても、いつの話ですかとなるとさっぱり思い出せない。写真なんてほとんど残ってもいないし残してもいないし、思いでの品みたいなのもばんばん捨てるからいつそうだったかなんて履歴書に書いてあることくらいしかわからない。それでも覚えていないから書くたびに計算し直しているというのに。

 なので14年前とかなにやってたかさっぱり覚えてないんで、1996年の出来事を調べたんです。Wikipediaで。最近なんかWIkipedia好きですよね。というかこれだったらこれ調べればいいなっていうのがWikipedia調べればいいよね、みたいになるのって自分の行動パターンとしてだめだと思うんですよ。怠慢だと思うんですよ。やっぱり検索されて選別されて整理されて並んでいる情報ってそりゃ量も多いし、便利ではあると思うんですけど、誰かの基準によってすでに取捨選択と重みづけがされているじゃないですか。

 だからそこで、「インターネットは確かに街の雑貨屋さんよりはるかに多くの情報をもってるけど、目に入る前に必ず 検索 され選別される 実際に得る量は非常に少ない 自分の検索により選別されていない雑貨屋さんの物の羅列が暴力的に感じてしまう程ぼくらはインターネットにやられているらしい」とか、「検索されていない情報は頭を引っかき回すが、検索された情報のみたべていた時より確実に脳を回転させる」とかいう話を聞くとやっぱりそうだよねってなる。

 そこに気づいてネオみたいにマトリックスの外に出るか草薙素子みたいにネットの世界にダイブするかはどっちでもいいけど、そこに気がつかなかったらまるで斉天大聖孫悟空、どこまで飛んでもお釈迦様の手のひらの上ですよって。いくら偉そうにしてても誰かの手のひらの上で遊んでるだけですよって。

 なんか養老孟司の脳化社会みたいな話になってしまったけど、これって情報がいくらでも手に入るっていう状態であっても、誰かの脳っていうフィルターを通っている時点で情報が規制されてるのと変わらないじゃないですか。その情報を発信した人が切り捨てた情報は伝わらない。そのかわりにその人が増幅させた情報や付加した情報が大量に入ってくる。こないこともある。

 取捨選択のフィルターが違えば好ましくて都合のいい情報だけが入ってくるかもしれないし好ましくなくて都合の悪い情報が入ってくるかもしれないけど、なにがよくてなにが悪いかなんて人によって違うんだから一律の基準を当てはめて切り捨てることができるなんて幻想ですよね。

 ただ確かなことは、あまりにも他人の脳を通過したn次情報だけが入ってくるようになるとそれって劣化コピーにしかならないんじゃないかなと思って。自分の視点を獲得できない縮小再生産。だから規制するっていうのは、規制する側が取捨選択している時点で入る情報量は当然減少するんだから、けっきょくは規制する側の劣化コピー、縮小再生産にしかならない。それって自分の思い描く理想像があって、それに当てはまらないから気に入らないって言ってるだけのことで、そしたら予測可能な範囲から飛び出していかないですよね。飛び出さなくていいんだって言うならそうですかって言うけども。

 だからそういうのってつまりは教育の放棄なんじゃないですかねと。教育の一環とか言いながら縮小再生産っていう楽な方向に走ってるだけで教育の放棄となんら変わりはないと思いますよ。世界を見る視点の獲得を妨げる結果にしかならない。

 なんだかんだ言って最近は自分で自分に飽きてますもんね。やることなすこと予想の範囲内。そこを越えていかない。過去の自分の縮小再生産になってるんじゃないかと思って。なんにしても吐き出しすぎたみたいなとこはありますね。アウトプットしすぎたんでインプットがおろそかになってバランスとれてないみたいなとこはありますね、何事にも。入れる量を増やしていかないと破綻してしまう。

 だから基本的に他人に興味ないけど、今けっこう興味のある時期ですよ。自分のことは予想がついちゃうからつまらない。これだけやればこれだけできるだろうでそこを越えていかない。そこがつまんねぇ。なんで他人に興味のある時期かっていうと、たぶんこちらが思いつく範囲、予測可能な範囲を越えていくんだろうなって思ってるわけですよ。

 それにそこが見たいっていうところもありますよね。自分の視点にも思考にも飽きてるんで他の人にはなにが見えているのか。あんたの目にはなにが見えてんの?って。だからどれだけ知識があるとかどれだけ能力があるとか言ってみてもそこがない人には興味わかないですもん。なにが見えてんだよってとこがないと。なにを考えてんだよってとこがないと。

 だから埋火いいよねって。いや、埋火すごくいいと思いますよ。途中でなに言ってもこの結論に行き着くっていうそこがまたつまらない。

 で、1996年ってなにがあったっけ?


 つづく

埋火 comments(0) trackbacks(0)
歌声のえじき その3
***

 次はシャムキャッツ。2月に渋谷O-NESTで神聖かまってちゃんとふくろうずと一緒に出たときには最後まで見ていけなかったので通して見るのは今回が初めて。

 シャムキャッツを見た感想としては、こちらではおもしろいかどうかの判断ができません。ぐっとこないしひっかからない。なにが悪いということもないんだけど、おもしろさがわからない。音もいいし演奏も悪くないと思うんだけど、なにも残らない。だからといっておもしろくなかったという気にもならない。とりあえず自分ではおいしいかおいしくないかの判断ができないという判断しかできない。

 ひとつだけわかるのは、ボーカルの人のしゃべり方、言葉づかい、内容、がたぶんこれ聞いてる人に対してすごくネガティブな印象を与えてしまうしゃべりな気がします。これ意外とコンセンサスが得られると思うんですけど。

 例えば今回は、「半蔵門線の車掌さんがすごく気が利いてて、よいゴールデンウィークを、ってアナウンスしたけど、お前が言うことじゃねーだろって思った、この中にはゴールデンウィークがない人もいるのに」というような話をしてて、どうしても車掌さんに対する当てつけみたいに聞こえてしまったんですよ。たぶんボーカルの人は車掌さんのひと言こそが当てつけみたいに聞こえたんでしょうけど、それならあんたのゴールデンウィークはどうだったの?ってこっちはそれを聞きたい。それに最後で「よいゴールデンウィークを」って自分で言ってしまって一貫性がないですよね。どうとっていいのか困る。

 この前のネストでは「給湯器が壊れた、だから銭湯に行っている、そしたらババアにもてる」という話だった覚えがあります。その日常を見る目線はおもしろいのかなとは思います。給湯器が壊れたから銭湯に行きました、という極めて常識的な判断で逸脱が感じられないのと、給湯器が壊れたという自分の身に起きた出来事から話がふくらんでいないですよね。まったく知らない人にそういう報告されても困る。

 それに「ババア」とかちょっと今回も、言葉使いがすごく無神経に聞こえてしまうんで少し考えたほうがいいのではないかと。この人が言うからおもしろいとか、この人が言うのは許されるっていうのは、それはその人のパーソナリティを知っている人だからわかることで、いきなりこんなこと言ってる人が目の前にいたらちょっとびっくりしますもんね。それに陰口たたいてるみたいなしゃべり方はものすごく印象が悪くなる気がする。

 それに話が展開しないのがもったいないなと思って。髪形を瑛太意識してんの?って言われたっていう話をしてて、それってさっき笹口騒音がTwitterの話をしたんだから素直になれなくてはどうなんですかねとか電車男と比較したら普遍性と時代性の描き方がとか、いやそんな話しなくていいんだけど、owllightsがアヒルのマスコットを置いておいたら始まる前にどかしてたとか、トスがあがってもアタックしない、パスがきてもスルーする、という印象で展開しない。

 しゃべりで損してるなと思って。シャムキャッツにとったらどうでもいいだろうし余計なお世話になってるだろうけど。これってノリがいいとか悪いとかの話ではなくて、反応に困る。どう対応していいのかわからないですもん。全体的に反応に困るからなんとも判断できないっていうのがシャムキャッツを見て思うところ。

 それでも自分たちの企画で埋火を呼ぶところは意見が一致しましたね。ただ日程を見るとやっぱりなんとなく巡り合わせの悪いバンドだなとは思います。


つづく

埋火 comments(2) trackbacks(0)
歌声のえじき その2
***

 まずは笹口騒音ハーモニカ。ステージではなくてフロアで転換時に演奏。この日は開演時とowllightsの前の2回出演。

 どこかで見たことあると思ったら去年の3月くらいに友人のライブを見に行ったときに出演してたのを思い出しました。あなたの肉を食らいたいとかそういう聞き覚えのある曲も何曲か演奏。帰り際にメール送って確認したらやっぱりそうみたいですよ。しかも別の一人はへーそうなんだっていう、なんかそういうのあるみたいですよ。弾き語りの笹口騒音ハーモニカにピアノの人が一緒に出ることがあって、それは別の名前らしいんですけど、弾き語りのほうがよいって言われそうな感じらしいですよ。

 なーんつって。

 笹口騒音おもしろかったですね!いきなりビヨークっていうマイナーな歌手のマイナーな曲をカバーして、マイナーな歌手のマイナーな曲なんで知らなかったんですよ。

 なーんつって。

 おもしろかったとこそこですかって言われるといやそこ違うって、ちょっと言ってみたかっただけみたいなとこあるんで、なにが良かったって全体に漂うそこはかとなさ、の、ような、なんとなく好きですよね、この雰囲気とか。曲も短くてぱしぱしきまって小気味よい。大御所なんで曲もたくさん出してるそうです。

 それにTwitter始めたみたいですよ。なんかみんな始めてるみたいですよね、Twitter。

 みんなしてなうなういってんじゃねーよ!

 なーんつって。

 笹口騒音のTwitterおもしろいのかなぁとは思いますけどね。いろんなことが1周回って逆におもしろくなってる気がするけど想像ねこれ。有名な人であってもそうでなくても基本的に他人に興味がないもんなーとは思うけど。なんか他人の私生活に興味がないというか、ていうか興味があるのはその人の視線ですよね。どんな生活をしているかとかどんな人かとかあんまり興味なくて、その人の視線や見てる世界のほうに興味あるといえばある。

 まぁ基本的に他人に興味ないけど。それでも最近は意外と興味津々丸なんですよ。これでも!


つづく

埋火 comments(0) trackbacks(0)
歌声のえじき その1
2010年5月2日(日)

 久しぶりの埋火のライブに行ってきました。2月以来なのでほぼ3ヶ月ぶりの東京ライブ。場所は秋葉原CLUBGOODMAN。owllights主催の「歌声のえじき」への出演です。CLUBGOODMAN 14周年記念イベントのひとつだそうです。

 秋葉原って用事がないんでほとんど行かないんですよ。うちから電車で30分くらいだけど秋葉原方面に行く用事がないんですよね。それに最近は、最近はっていってももう何年もだけど、秋葉原駅の周辺がばんばん工事してものすごくきれいになっちゃって、1年に1回も行かない場所だったんでずいぶん変わりましたよね、秋葉原。

 あまりに変わりすぎて駅周辺の道がわからなくて、秋葉原駅からGOODMANに着くまでに20分くらいかかったんです。たぶんあそこ距離的に10分くらいだと思うんですけど。十字路でどっちに曲がったらいいのかわからなくなったのと、昭和通り?その大きい通り、渡り方がわからなかったんですよ。横断歩道遠かったし、地下に入るとどこから出ていいのかわからなくなるし出口からどっちの方向に行けばいいかわからなくなるじゃないですか。

 もともと地図がまったく読めない人間なんで、地図見ながらでも初めてのところってわからないんですよね。困ったことに。地図の上の目印と目の前の風景を一致させて方向を決めていまこことかどっち向いてるとかできない。で、方向がわからないんだったら小さいコンパス持って歩けばいいんじゃね?って思ったんですよ。でも町中で地図見ながらコンパスで方向確認してる人がいたらびっくりしますよね。どんだけコンクリートジャングルなんだと。

 なんだかんだ言って着きました。GOODMAN。久しぶりに小さいライブハウスに来た気がします。最近ちょっと行くとこ行くとこ大きすぎるんで小さいのが落ち着きます。


つづく

埋火 comments(0) trackbacks(0)
花のひかり その4
(つづき)

 しばらくしてLOVEJOYが登場。

 あらー、世間は狭いですよねー。simの植村昌弘さんじゃないですか。フライヤーの裏にbikkeさんは元アーント・サリーと書いてあるし。去年の10月にはPHEWを見てきました。ベースの松永孝義さんは元ミュート・ビート。近藤達郎さんは「かもめ食堂」や「クヒオ大佐」は本編は観てないのですが予告編だけならなん回も。LOVEJOYについてはほとんどなにも知らないけどそれぞれのメンバーの活動だったら意外と思い当たるところが多い。

 例えれば3号線バタフライ的な編成ですよね。結成当時はメンバーがあまりにも豪華すぎてインディーズ界のオールスターバンドと評された3号線バタフライ。最近の記事ではマイナーリーグのオールスターバンドと書かれてましたが気にしない。でも負けない。そんな3号線バタフライ、2/25日にSelf-titled obsessionとOh! silence、Time tableがリマスターで再発されるのでよろしくお願いします。

 ちょっと宣伝でした。

 bikkeさんが朗々と歌い上げるところは聴きどころだと思うのですが、それにしても植村さんはまったくの無表情で叩きまくりますね。最初はsimとは違ってそれほどおかしなリズムで叩いていなかったのだけど、途中からいきなりsimっぽさが増して変態変態奇妙奇天烈!いいですよね。植村さんのドラム好きですよ。アンコールでは埋火の3人も登場してダニエル・ジョンストンの曲に日本語詞をつけた曲を演奏。埋火の3人が引き上げたあとにもう1曲アンコールでやった気がしますがはっきりしない。

 聴いてたらLOVEJOYはものすごくまっとうです。これ以上はないですよ。ポーズとかメッセージみたいなのがまったく見えませんもん。経験とか年齢ということもあるだろうけど、ものすごく開けてるし、ぐるぐるぐるぐるし続けてその後で突き抜けた開放感みたいなこと、ものすごく簡単に言っちゃうとかっこつけてない。こちらが見てて多くのバンドに感じるこんなおれってかっこいいでしょというアピールを感じない。その考え方が好きなのではなくてその考え方が好きな自分が好きなだけなんじゃないの、という話。

 だからLOVEJOYには、メッセージとか思想とかからまったく切り離されたところの気持ちよさがあるんですよ。こういうことを言うと各方面から怒られそうですが、こちらとしては音楽でLove & Peaceとかエコロジーとか信じてないですからね。軍隊も革命運動も新興宗教だって音楽を使ったじゃないかと。伝えるメッセージが違うのだと言ってみても音楽でメッセージを伝えるという点では同じじゃないかと。伝えるメッセージや思想の内容を批判するのなら、極端な言い方をしてしまえばそれが愛であっても平和であっても、無批判に思想をたたき込む、そこに音楽を利用した手法も批判すべきではないのかと。批判しておきながら自分たちのメッセージを伝えるためには都合良く利用してるじゃないかと。

 これちょっとナイーブに過ぎる発言でしたかね。こちらから見るとLove & Peaceな人たちもナイーブに見えますが。だいたいそれよりも前に愛と平和な状態を定義しないとわからないですよね。共通の目的が持てないじゃないですか。それに同じ目的のために違う方法をとってお互い相容れないなんてよくある話みたいですよ?

 埋火がこれからどうなるのかは知らないけど、そこは自分たちのやりたいようにやったらいいんじゃないかなというところがあるので、たぶんうまくいくし、LOVEJOYのような開放感が出せるとすごくいいですよね。

 すごくいいですよねとか言っておきながら埋火の2人とは同世代なんでした。まず自分に開放感を出した方がいいんじゃないかと思いますが、今年は本気を出すんで大丈夫です。今年は本気を出すとか言ってたらなにに本気を出すんだよって鼻で笑われたけどいろいろです、いろいろ。

埋火 comments(0) trackbacks(0)
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