スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- - -
「いいにおいのする部長」@渋谷クアトロ その6
 最後は進行方向別通行区分。後方は空いていたので立ち見も余裕。

 今回の解散2daysを見ると進行方向は数百人規模の会場でも見栄えのするバンドだったんですね。このままなんとかフェスに紛れ込んでても違和感がないような気がします。ただ、前日の屋根裏はなんだかんだ言って見にきて良かったよね正解正解、みたいに思えたのに対して、このクアトロライブはどうしても良かったです!とはいいにくい。個人的な好みを言えば会場規模が大きい、出演時間が長い、この2点がいまいち盛り上がらなかった原因ではあるのですが。

 さらに見終わってすっきりしなかったのは最後のくそねじが放った「なんも言えねえ」があまりにもすべりすぎていてやっちまった感が山盛りだったからだと思います。あれがなかったらまた違って見えたんだろうけど。大げさに言えば俺らがやれば受けるんじゃね?っていう慢心があったのかもしれませんね。これがどのぐらいかというと「あのときは…ね…」って話題に出すことすら本人がかわいそうになるくらい。あれが踏み絵で俺たちの船に乗るか乗らないかってそれを試されてるんだとしたらちょっとそれはないわって降りますね。なにはともあれ強く生きていってください。

 そういえば今回は進行方向のCD-Rを初めて買ったんですよ。世界は平和島と三十世界2と磯巾着先輩2の3枚を1枚500円で。前に無料ダウンロードできた曲がどれで新曲がどれなのかわからなかったたのでめんどくさいから3枚とも買ったんです。近ごろはCDを買うという行為が愛情表現または意思表示だったりするのでちょっと進行方向にはそこまでの愛情は感じないなと思って今まで積極的に買わなかったのですが、買えたら買おうとは思ってたけどいつも争奪戦っぽいので、それが今回はいつになくCD-Rを大量に持ってきてたので簡単に買えて、だから買ってみようかなという気になってお財布の紐がちょっとゆるんだかなーという。

 いやそれがよ、進行方向のCD-Rがヤフオクで1枚20000円で売ってたっていう話をライブのあとで聞いて、それならあのときに無理してでも買って高値で売りつければよかった!どうせなら自分でコピー作れば荒稼ぎできたのに!残念!などと思ってヤフオクのぞいたら今回買った3枚もセットで15000円で出品されてました。1枚20000円だろうが3枚15000円だろうがこの値段で売れると思ってるほうも買うほうもなかなかクレイジーだと思うのですが。

 なのでCD-Rを大量に作ってきたというのは転売対策という側面があるように思えます。しかしライブ会場限定で販売しているCD-Rをたくさん作っても広くは流通しない。むしろ供給が増えたぶん転売される可能性も高くなるのでは。そんな方法で大丈夫か?

 進行方向別通行区分の場合、MySpaceで今のところ10曲は聴ける、ライブ映像はYouTubeで見れる、とは言っても、CD-Rはライブ会場限定販売で他には流通していない。CD-Rは扱ってくれる店がない、ということではなくて作れる数が限られるから大規模に販売できないのだと思います。でも今回は不織布のスリーブじゃなくてちゃんとプラスチックケースに入っていたりキャラメル包装してあったりでこれ絶対に業者に頼んだろって思うんですよ。このくらいになると自分たちで流通させるのはそろそろ限界なのかな。

 進行方向は話題が先行して人気が出た感があって、そのあたりのCDを作るとか売るという状況を整える段階をすっとばした気がします。これを「辛そうで辛くない少し辛いラー油現象」と呼びます。呼ぶことにしました。ということはそのうち落ち着くから大丈夫、と見ています。

 よくわからないのは、ネットでのダウンロード販売をやる気があるように見えないところ。以前はホームページから無料ダウンロードできるようになっていたのですがやめてしまった。委託販売はCD-Rを作らなければいけないし、自分たちで通販は片手間にやるにはたぶん手間がかかりすぎるんでできない。こういうやり方から想像するに進行方向別通行区分ってとにかく自分たちの音楽を流通させることを他人に任せない、特に会社だろうがレーベルだろうが組織には任せないインディーズどころではないほんとにインディペンデントなバンドを目指しているのかもしれません。 

 だから自分たちで流通まで管理したい。するとダウンロード販売しかないんじゃないかという気もしますがそこはインディペンデントなのでiTunes Music StoreやAmazonで売るのは主義に反する。自分たちでそういった課金してダウンロードするシステムを作り上げるとなるとそれも手間だしまた業者に任せたほうがよいという話になる。インディペンデントであり続けようとしても人気が出てしまったのでここらで限界にきている。

 ここで進行方向別通行区分の持っている問題意識はまつきあゆむと同じなのではないかと気づく。もちろんまつきあゆむのほうがずっと進んでいて、販売も著作権も自分で直接管理して、活動資金だって寄付金で集めてしまう。とにかくそういうシステムを作って実際にできることを示してしまった。しかもそれができるということはそれだけお金を出してでも作って欲しいというレベルで活動し続けているということ。それに比べると進行方向別通行区分はまだ模索しているというかもがいている気がしますね。進行方向の活動ばかりやっているわけにもいかないだろうし。それかそもそもそんな問題意識なんて持っていないか。

 このあたりで新しい解決方法を見つけて実践したら進行方向別通行区分に対しての認識を改めます。見直した!って絶賛します。くそねじの「なんも言えねえ」には実は深い意味があったんだっていう都市伝説も作って広めます。遠目に見たら茂木健一郎発言も撤回します。超新星βが常に短パンでも許します。あとなんだっけ。ライブだけでなくて積極的にCDなりダウンロードなりで音源を買うようになるかもしれません(支持する意味を込めて)。


(2011年2月8日)
進行方向別通行区分 comments(0) trackbacks(0)
スポンサーサイト
- - -
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://ryusenkei.jugem.jp/trackback/1140
<< NEW | TOP | OLD>>