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みらいさん、こんばんは。その6
6.

そういえば。
相対性理論の楽曲に対してなにも言及していなかった。

相対性理論の曲って純粋に曲だけ聴いてても十分に面白いんだけど、その背景にある知識がわかるとたぶんもっと楽しい。
歌詞の内容とか音とかの引用元とか。
そういう楽しみ方もあるし、それが許されている。
正解はないんだけどこういう元ネタ探しをすることが楽しいよね、ってことで。

相対性理論の曲は情報量が多いです。
すべてをあらかじめ説明してしまう情報量の多さではなくて、ぽん、と一言発すれば受け手によって勝手に解釈されて意味が増幅されて視界が開けちゃうような。

例えばね、いちいち言っていくときりがないし相対性理論のあまりに該博な知識についていけないんだけど、例えば、解答例です。

おはようオーパーツの「人造人間19号」。
これを聞いてぱっと思い浮かぶのはドラゴンボールですね。
ドクター・ゲロの作った人造人間。
かっこわるいやつ。
で、これを「人造人間」と「19号」に分けてみる。
そうすると、前者で連想するのは汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン。
後者ではAKIRAに出てくるミヤコ様。
さらに歌詞ではその後に「冷凍睡眠昼寝」と続くから、ああ、これはやっぱりAKIRAなのか、となるわけです。
そうなるとAKIRAで思い浮かぶのは鉄人28号で、この金田少年がリモコンで鉄人を操る、という構図は真部さんがやくしまるえつこさんに歌わせている、という流布されたイメージに重なります。

ね。
たぶんいろいろあるんですよ。
全部に意味づけしたがるのは悪いくせですね。

でももともとたぶんそこまでは考えてなくて。
単純に語感が面白いから、とかそういうところで決めてる感じもあって、どっちを優先させてるかはばらばらな感じがしますね。
情報の密度が一定でないというか。
この密度が一定でない感じはハイファイ新書よりもシフォン主義な感じなんですけど。

ただそのインプットに対するアウトプットが非常にひねくれているらしく、相当わかりにくいし合ってるかどうかもわからない。
多義的な解釈ができる、とすませてしまえばいいのだけどね。
あれを全部一人でカバーするのはさすがに無理です。
これも本人たちの言葉がないから周辺の人たちの知識で埋めていく、という作業ができるんですよ。
むしろそういうことができる隙をわざと提供している。
ね。
だからいろんな人がああだこうだ言える。

漫画にしても音楽にしてもこういうの好きなんだよって。
難しく見えるけど少しだけわかるでしょ?っていう問いかけが常にあるわけですよ。
それを聴いてうんうん、わかるわかるってなるっていうコミュニケーションが成立してるわけです。
向井秀徳は初期のナンバガではこういう手法で歌詞を書いてたけど最近はやめたらしいですね。
どっちがいいとかじゃないけどそういう話もあるってことで。

だから相対性理論のライブでもお客さんはただ黙って聴いてるわけじゃない。
ちゃんと受け取っている。
体の動きとして反応が表にでにくいだけ。


つづく
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