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みらいさん、こんばんは。その9
9.

音楽をやってて、その道で食べていこうとするならたぶん誰もが夢見る物語。
地道な活動なんてみんなやってること。
そりゃそうですね。
ただ、その物語は容易に作り出せます。

売れない時代や長い下積み時代を経てきて今がある、ということを過剰に演出することもできる。
一方で、一夜にして全国区の人気者になったシンデレラガールを作り出すこともできる。
だからそういう物語には新鮮味もないしリアリティも感じない。

相対性理論には別の物語を求めている。

ここでPerfumeを出すと非常にわかりやすい。
ということを相対性理論と初音ミク関係の雑誌を読んで気がついた。

Perfumeはやっぱりアイドルだからファンの求めるフェティッシュやストーリーに応えなきゃならないんですよ。

ここで、ユリイカの初音ミク特集号でさやわかさんが書いてたこと。

-だからこそPerfumeは「紅白出場」「武道館公演」などの大時代的な物語に自らを沿わせることを志向していると言える-

なるほど。
Perfumeは若い頃からやってて、下積みが長くて、売れない時期が続いて、東京に出てきて、それでも売れずに地道に活動を続けて、そしたらネットでいろいろと話題になって、中田ヤスタカがついて、NHKで曲が使われて、ブレイクして、CD売れてライブにお客さんがたくさん入るようになって、ラジオとかテレビに出て、レギュラー番組持ったりして、紅白歌合戦に出て、武道館でコンサートやって全国をツアーで回って、というストーリーがある。
見事に大時代的な物語を志向しているし、実現しているし、しかもそれが似合ってしまう。

そういう物語が強く出てたのがやっぱり80年代のアイドルたちなのかもしれないけど。
そうするとPerfumeが80年代アイドルのアップグレード、という言い方もすごく納得できる。

ただここで自分の意見を言わせてもらえば、相対性理論は違う。
そんなストーリーは求めていない。
正確に言えば、ほんとはそういう売れ方をしたいのかもしれないけどやらない。
そういうストーリーは求められていないことを知っている。
正確に言えば、そういうストーリーを求めている理論ファンがいるかもしれない。
いや、むしろそっちのほうが大多数かもしれない。
でもそれは似合わない。
そんなストーリー求めちゃいない。
そんなストーリーは志向してない。
というか志向してないように見せてるだけかもしれないけど。

だからバンドだけとか音楽だけで食っていくとかあんまり考える必要はなくて。
それができればまぁいいのかもしれないけどできなくてもよくて。
働きながらでもいいじゃないですか。
それを言うとバンドとしての志が低い、とか言う人がいるかもしれないけどそんなねぇ、みんながみんが同じ方向を向いてなくてもいいんで、無理にそんなことさせてもつまらなくなるだけでしょ。
まずは楽しくできることがいちばんいいんですよ。
商業ベースに乗ったときは乗ったときで考えないといけないこともたくさんあるんだろうけど。

いや、相対性理論のライブを見れば昔からきっちりとライブをしてきたわけだし。
そのへんの大多数のバンドよりお客さんのためのライブをしてきたと思いますよ。
まだまだ有名じゃないからと言って内輪で盛り上がることもなく、楽屋ネタで場をつなげることもなく、ちゃんとお金を払ってライブに来てくれたお客さんに対してもう誠実すぎるほどの姿勢でライブをやってきた。

そういうことを知っているから売れることに対しての意識が希薄だから、希薄なように見えるからといって相対性理論が志が低いバンドなどとは言わせない。


つづく
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