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くりかえされる8月32日 よみがえれぼくのなつやすみ(3周目)
 振り返ってみれば顔を見れば暑いねえと挨拶し誰の顔を見なくても暑い暑いと繰り返していたら8月が終わっていた。まったく関東平野の天候は加減というものを知らない。そういえばこの8月には10年近くもかかってしまったお蔵出しを終えたのだった。夏休みの課題が終われば夏休みが終わる。そこでやっと壁にかけてあった8月のカレンダーをめくって9月に入ったわけだ。主観的な時間の長さは人によって違うと思いなよ。なんとなれば毎日が夏休み。しかしまだ9月のカレンダーはめくっていない。もうしばらくは残暑が続いていてもいいじゃないか。

 ☆

 夏休みで思い出した。

 神聖かまってちゃんの新曲を聴いたらの子の中で問題に答えが出て夏休みが終わったんじゃないかという話がしたかったんだった。

 要はの子が自分語りをする時期はとっくに終わって聴く人に共感される存在から聴く人に共感してあげる存在に変わっちゃったんじゃないかって話。

 ☆

 やっぱりネットが普及したことによって個々人が情報を全世界に発信して共有する手段を手に入れたじゃないですか。そしたらバンド活動でもなんでも、見栄えの善し悪しは当然あるけども、自分で情報を発信して流通させることができるようになった。音楽だってテレビやらラジオやらCDやら既存のメディアで流通してなくてもネットの上では話題になってたりメジャーもインディーズも公式も非公式もオリジナルも二次創作もサブテキストも入り乱れてものすごい量の情報が流通するようになった。

 当然ネットから火がついて大ヒットなんてことも起こりうるわけで、例えば相対性理論のこれまでの経緯を振り返ればまずネットで音源が大量にダウンロードされ並行してCD-Rが売れまくり、その後は本人たちはまったく姿を現さないし情報も出さないのにライブでの目撃情報や曲をめぐるいろいろな感想やメンバーの背景に関する妄想がネットの上で増殖して溢れた結果がすっかり人気ものになっちゃいましたね。バンドの活動として曲とライブとCDってそれだけではなくてネットの上での相対性理論語りが積み重なって行く過程もおもしろかったと言える。ここまで語られる話題の尽きないバンドも珍しいのではないか。それはまた別の話にするとして。

 このネットを使ったDIYな情報発信ができる、ようになった、できの善し悪しはあるにしても、ということで実際に積極的に利用したのが神聖かまってちゃんで、mf247やらaudioleafで曲を配信したりニコニコ動画にPVを作ってはアップしてた。今までにオリジナルで50本くらいはあるんですかね。数えてないけど。さらに曲とPVをアップするだけでなくてニコニコ生放送でライブでも私生活でもなんでもかんでも配信した。今でもしている。いつでもなにかしら配信しているからすでになにが配信されているのか把握できていない。

 ☆

 しかしだいたいこのあたりの話なんてクイックジャパンとかそのあたりの雑誌に書いてあるはずなんでわざわざ書く必要もないしあまりにも今さらだしなによりの子の作る曲が変わったよねって前ふりにつながらないのでやりなおします。
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宇宙人がやって来る ベントラー!ベントラー!ベントラー! 3


 終わり終わりー尾張名古屋は城でもつーとか言いながらライブ日記っぽく会場の写真とかそろそろ載せたいですね。なので100人いたらそのうち96人が撮るような看板の写真を撮ってきたのでアップしておきます。残りの4人のうち3人はそもそも写真撮らないしって言います。これは好きな食べ物を聞いたらそもそも食べるの嫌いだしっていうタイプです。ひねくれてますね。残りの1人くらいは同じ看板を撮ってもおもしろくなるかもしれない。まあ世の中はだいたいにしてそんなもんだ。
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宇宙人がやって来る ベントラー!ベントラー!ベントラー! 2
 つなぎを着た3人組みがベントラーベントラーしてUFO呼んでる間にいろいろあって、UFOにさらわれた牛を追いかけたり宇宙に行ったり冷蔵庫の中に隠れたら1万年くらい経ってたりして、開演時間を少し過ぎてから入場。

 なーんつって。

 開演に間に合って入れなかったのはほんと。階段を降りていくときに自己紹介をしているような声が聞こえ、入ったら始まっていた。

 少しの間違いはあるかもしれないけど当日のセットリストはこちら。たぶん11曲でこの順番。約1時間のライブでした。



1. おばけ
2. キンバリー先生と朝食
3. ヤノコーイチ
4. ふりかえる、フレネミー
5. あこがれのネクタイ
6. 未収録曲 (エイの裏のような生き物はいない)
7. 生活ガイド
8. ヘヴィ〜メタルバイオレンス
9. 脳がかゆい
10. 点
11. アメーバダンス



 初めて見るライブでの宇宙人は想像していた以上にものすごくがっつり演奏するバンドでした。ふわふわしてるようでまったく隙がない。曲の始まりからボーカルの入り方から間奏から終わりまでずれない。たぶん音を合わせるタイミングが完璧で、こういう演奏されるとすごいなあってにやにやしてしまう。

 ボーカルはまさに脱力系でゆるふわ感たっぷり、どうやら不思議ちゃんらしく曲の途中によそ見するし頭かいてみたり「F…F…」とか「脳がかゆい」とかたまに喋る。でもリズムはすごくきっちりしてるように聞こえる。ギターとベースとドラムは黙々と弾きまくり叩きまくり。

 不思議なのが曲の合間に適当に音を出してるように見えるのになぜかぴったりのタイミングで曲に入るところ。始めるよ!ってきっかけが見えないのになぜかばしっと決まる。呼吸がつかめない。でもずれない。あれはきっとテレパシー。もしくはみんな情報統合思念体の端末でクラウドで同期してる。しのさきあさこリアル雲ガール。

 宇宙人を見てて思い出すのはZAZEN BOYSで、テクニカルにおもしろい。それにバンドの鉄壁感があるように思います。演奏にゆるさなんて微塵も感じない。宇宙人を単に相対性理論みたいなバンドって言えば簡単なんだけどそれはイメージに引きずられすぎではないの。

 それに宇宙人をめぐる数少ない目撃情報を総合するとメンバーそれぞれにいろいろキャリアがあるっぽい。フジロックのライブでも苗場に高知の風を吹かせたらしい。知らないだけで高知のオールスター的バンドだったらどうしましょう。どうしますか。

 でもいかにして宇宙人になったかなんて、その正体がどうだなんて、そんなとこ一生懸命突き詰めても野暮で無粋なんじゃないの。嘘だあとか言いながら虚々実々入り乱れた証言に楽しく騙されたらいいんじゃないの。このあたりは相対性理論的ではある。

 宇宙人の次のライブはいつかなと思ったら10/9に渋谷タワレコのインストア、もう過ぎていた。インストアなのでそもそも行けませんでしたけども。

 その後は14、16で大阪、29日からの3日間はトゥーピュアピュアボーイズバンド透明雑誌 from 台湾のツアーに同行して京都、名古屋、東京で。京都と名古屋では進行方向別通行区分も出演します。たしかに進行方向別通行区分もテクニカルにうまいバンドだから合うかもしれません。東京のライブはチケット取りました。

 ほんとのところはUFO CLUBあたりでやらないかなと思ってる。宇宙人なだけに、とかそういうことじゃなくて。

 とりあえずムーを読んでオカルティックな陰謀論的想像力を鍛えてUFOを呼ぶために秋の高尾山で合同ハイキングを開催するのでみなさん参加してください。その後の痴情のもつれによる内ゲバの用意もよろしく。

 宇宙人のあとはPOLYSICSを最後まで見て帰りました。終わり終わり。
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宇宙人がやって来る ベントラー!ベントラー!ベントラー! 1
 思い出せば8月31日、不自然な夢をみて目が覚めると部屋の中にミステリーサークルができていた。そのミステリーサークルは少し傾のような気がしたが、その日は先生と朝食の予定があり、少しおくれそうな気がしたので急いで水玉もようのネクタイを締め、ミステリーサークルはそのままにして部屋を出た。

 部屋から出てドアを閉めると今まで見たこともない、例えるならエイの裏のような生き物が目の前を走って通りすぎて階段を登っていった。気になったので追いかけてみると壁に開いた小さな穴をくぐって屋上へ出ていった。なにかとんでもないことがおきている予感がしたのでその生き物に続いて屋上へ出ようとしたがなぜかドアが開かなかった。

 エイの裏のような生き物が通った穴を通れればいいのだが体に対して穴が小さすぎる。なにかないかと周りを見るとなぜか踊り場にお茶会の用意がしてありワゴンにはバームクーヘンと飴が乗っていてしかも「食べて」と書いてあった。バームクーヘンの味には飽きていたので飴をなめてみるとあいまいな味がして気がついたら体が小さくなっていた。

 小さくなったのでそのトンネルのような穴をくぐりぬけるともうエイの裏のような生き物はもういないようだった。その代わりに屋上では入れ墨の侍がお香を焚いていて呪文のような言葉を繰り返し呟いていた。それを見ているうちに太陽が揺れはじめ、空はだんだん明るくなり目も開けていられないほどにまぶしくなった。

「思い出せるのはここまで。気がついたら10月2日だったんです。ああ、脳がかゆい。頭の中でアメーバが踊っているようだ」

「あなた疲れてるのよ」

 ☆

 宇宙人に遭遇してきました。初めて曲を聞いたのが7月末だったか8月頭、これはものすごくおもしろいバンドだ、追いかけなければならぬ、ということでさっそくライブのチケットを取って行ってきました。下北沢CLUB QueでPOLYSICSの対バンシリーズ「A Touch and Go!!! Vol.3」に出演です。

 初めてみる宇宙人、想像以上にがっつりしたバンドで、演奏力高い、完成度高い、隙がない。ボーカルもふわふわしてるようで演奏にばっちりタイミング合わせて入ってくる。曲と曲の間もそんなにしゃべるわけでもなく、楽器隊も適当に音を出してるように見えて唐突に完璧に曲が始まる瞬間の意味のわからなさ。

 ものすごくよかった!

 しかもCLUB Queは満員だったのですが宇宙人の立ち居振る舞いは言ってみればたしかに大舞台にも自然体みたいなそういうとこありましたね。まだ第三種接近遭遇くらいで第四種までいってないんで真意はわかりかねますが。

 詳しい目撃証言はまた次回。つづくよ。
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くりかえされる8月32日 よみがえれぼくのなつやすみ(2周目)
 まったく生産性のかけらもなく8月が終わって9月もそろそろ終わり、振り返ってみれば8月は暑い暑いで9月に入っても暑い暑いで台風が来て過ぎていったら少し寒くなりすぎだ。関東平野の天候は加減というものを知らない。もう秋を通り越して冬でもいいじゃないか。いっそのこと。

 ☆

 はてさて1ヶ月もブログもさぼってなぜならばって忙しかったからでそうするとネットの世界に埋没することもできず、日々の閉塞感を打破するためにも遊びに出ねばならず、この無限に続くかのように思える時間のわずかな一部分である我が人生の有限の時間をどのように振り分ければ有意義な余生が送れるかを考えたときにちょっと優先順位が低かった。

 やっぱりネットが普及したことによって個々人の時間の振り分け方が変わってしまってテレビ離れが進んだとか言われてるじゃないですか[要出典]。その他にも地デジ化に伴ってテレビ離れが進んだとかおもしろい番組がないからテレビ離れが進んだとかマスコミ不信が高まりテレビ離れが進んだとかなんだかんだ理由はあっても結論としてテレビ離れが進んでるみたいじゃないですか。うちにはテレビがないのでよく知らないけど。

 そういえば神聖かまってちゃんが「8月32日へ」を出してテレビ出演もしましたね。神聖かまってちゃんは曲はいいし、すべていいとは言わないしまとめて聴くと飽きてくるけど、の子は素人目に見ても天才だし、いいバンドだと思います。ただバンドの活動を見てても楽しくないから追いかける気にならない。

 それでこの前の神聖かまってちゃんの「放送事故」と騒がれていたテレビ出演の動画と、それをめぐるネット上の反応のあれやこれやを見てると、今まで神聖かまってちゃんの活動を見てても楽しくないと思ってたその楽しくない部分がよく出てたなと思って。

 要は神聖かまってちゃんの逸脱はそれほど過激とも思えないし、意図していようがなかろうが、戦略的であろうがなかろうが、それに乗っかる楽しさや騙される楽しさをまったく感じないという話。

 ☆

 事の始まりはいつだったかな、神聖かまってちゃんがTBSのカミスンって生放送のテレビ番組に出演して大暴れで放送事故だってネットで話題になってて。だいたい神聖かまってちゃんがテレビに出てたことも知らなかったんですが終わってみるとネットでは放送事故だなんだ騒がれていた。これがどんなもんかと思ってYouTubeにアップされていた動画を見てみると、著作権法とか大丈夫ですかねNo more 映画泥棒のあの人が夜中に来るんじゃないかなと思って、ガオーさんとどっちが怖いかって話ですよね、まあなんにしろその番組のかまってちゃん出演部分を見たわけだ。

 まず話題の動画を見た感想として、予想してた内容とまったく違っていて、期待していたほどおもしろくなかった。大暴れとか放送事故と騒がれていたのにあの程度かと。それにあのパフォーマンスをロックだのパンクだのと呼ぶ気にもならない。

 規制のルールやら概念に反抗すればロックであったりパンクであったりするのかもしれない。打ち合わせやらリハーサルやら進行やら、それからテレビ出演のお約束を破った、ということで言えば放送事故かもしれない。それでその行為はルールを知ってる人からみればものすごい逸脱なのかもしれない。しかし残念なことにそんなルールなんて共有していない。しかも残念ながら神聖かまってちゃんがあの番組で破ったお約束なんて業界内でしか通じないローカルルールであったり瑣末な価値観であったり、その程度にしか思えない。

 そしたら神聖かまってちゃんがやりなおし再出演なんて情報が流れてきた。このときに、例えばナタリーの記事だと放送事故だとか破天荒なパフォーマンスで視聴者の度肝を抜いたとか書かれててそれはあまりにも大げさすぎないかい?と思ったわけ。テレビであんなむちゃくちゃなことやったんだからもう出ません出しませんじゃなくてもう1回出てやりなおしってところがマッチポンプ的というか炎上マーケティング的に見えてしまってさらに興味を失った。

 どうやら再出演のときには通して演奏をしたらしいけども、すでにその時にはどうでもいいというかまともな演奏をしてもそうでなくてもそんなにおもしろくなる気がしないというか、そもそもなにもやりなおすところなんてなかったじゃない。

 あれが完全に話題作りでもなんでも、これやったらおもしろいよねって本気で考えてたり神聖かまってちゃんはこういうバンドだからこう見せよう、でやってたとするとアピールするところ間違ってるんじゃないの?としか思えない。曲はすごくいいんだからあんな話題作りしなくてもテレビに出るときくらいきっちり演奏したらいいと思うんですけどね。たぶん多くの人が見たかったのとは違うと思うんだけどどうかな。神聖かまってちゃんの扱われかたってすごくもったいない気はしてる。

 なのでこのやり方はわかってても騙されたい、と思うほどのおもしろみを感じない。意図とか戦略とかあったとしても、その戦略に乗っかる楽しさとか騙される楽しさを感じない。

 ☆

 おもしろかった!とか好きです!じゃないんだからわざわざいまいち楽しくない理由なんて書かなくてもいいんだけどかまってあげないといけないのかなと思って。絶賛なり否定なりつまんねなりみんな死ねなりなにかしら反応してあげないといけないかなと思って。

 ほらかまってちゃんだから。
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